BMW エンジンが調子悪い

 

 

BMW エンジン不調の修理

BMWをお乗りのお客様より

エンジンの調子が悪いのと

チェックランプが点いているので

見て欲しいとのご依頼が

 

お預かりして見てみます

まずはチェックランプが点いてるか確認します

 

エンジンのマークがオレンジに点灯していますね

 

診断機で故障コードを読み取ります

たくさん入っているけど一度リセットして

エンジンをかけ直してしばらくしてから

再度入ってきた故障コードがこちらです

4つあるシリンダーの2番目で失火していて

ちゃんとガソリンが爆発していませんよ!早く直してね

ってことを言っています

 

ここで一度 お客様と相談して

走行距離と年数的にイグニッションコイルとプラグを

一台分交換することになりました

純正部品で交換するとなかなかのお値段でしたので

社外パーツを注文しました

新品なのに半額以下で購入出来ました

お財布に優しいですね

 

部品も来たので作業をしていきます

エンジンルームを覗いたところ

BMWの文字の下あたりにあるのですが…

邪魔になりそなところはさくさく外して行きます

外れたカバーとかカウルトップとか

丸見えで作業もしやすくなりました

コイルは配線外したら引っこ抜くだけです

プラグも外します

左が付いていた古い方

右が新品です

コイルは見た目ではそんなに

おかしい所はみられませんでしたが

プラグはだいぶ減っちゃってますね

形状が違うのであまり比較の参考にはなりませんが

左が古い方

右が新品です

逆手順で組み付けて

カバーも全部つけたあと

診断機で故障コードを消去して

試運転をして問題なく直ったので整備完了です

 

池田

カムリ 水漏れ修理

定期点検でお預かりしていた

カムリで水漏れが見つかった時の修理記録です

 

点検をしていると。。。あれ?

ラジエーターにお花が咲いてるぞ

(なんて修理屋さんでは言うのですがこんな感じです)

アップで

冷却水が漏れて少しずつ固まっていってこんな風になります

通常大きくても2~3センチのが多いので

これだけ広範囲の水漏れは珍しいです

オーバーヒートしてエンジンにダメージがないか心配です

 

少しばらして上からみたところ

ラジエーター本体の交換になりますが

先にサーモスタットを点検しておきます

 

オーバーヒートすると最初に壊れるようになっている部品で

冷却水が冷えている時は閉じていて

一定の温度に温まってくると開いて

冷却水が隙間から流れるようになるのですが

高温にさらされすぎると壊れて開きっぱなしになります

 

ここの奥に付いてます

 

 

ぱかっ!

大丈夫そうです

新品と比べてみます

 

上が付いていた方

下が新品です

見た目は大丈夫ですが既定の温度で全開になるかなど

不安要素もあるので外したついでに交換します

 

ラジエーター本体の交換をしていきます

 

電動クーリングファンをファンシュラウドごと外します

いろいろ外してラジエーターが外れたところです

 

上が新品 下が外れた水漏れしているラジエーターです

 

新品に交換して冷却水路内を真空にしているところです

一気にチャージしていきます

飛び散った冷却水などそのままにせず

環境にやさしい洗剤でエンジンルームの洗浄をします

スチームで流して乾かしたところ

お花が咲いていた角度から

 

完全暖気後に電動ファンの作動と

ほかに水漏れしていないか確認して

作業終了です

 

エンジンの方にひどいダメージが無さそうで

早めに見つけられて良かったです

 

出先でオーバーヒートとかしたら大変です

点検で見つけられて良かったと思います

運がいいお客さんだなぁと思いました

 

池田

ステップワゴン エンジンがかかりません!!

 

ステップワゴンをお乗りのお客さんが

エンジンがかからないから直して

とのご依頼でお預かりして作業していきました

 

いろいろ調べて点検した結果

セルモーターの不良なのが分かったので交換していきます

エンジンの下から覗いてみてることです

結構奥に付いていますねぇ

エンジンとミッションの間

インテークマニホールドと

ドライブシャフトの間についています

 

まずは邪魔になりそうな配線を外して行きます

セルモーターの配線にまとまっている配線をたどると

クランクポジションセンサーにいってるので

作業に邪魔なのでカバーとカプラーを外します

配線を止めているところを外すと余裕ができたので

セルモーター本体のボルトを外して行きます

なんか長いボルトが…

工具が入りずらい場所に

セルモーター配置して

ごめんねって

Hondaさんの配慮なのでしょうか(笑)

エンジンの前の方でやっと工具が回せたので

外して行きます

外れたところまだ配線がつながってます

 

配線を外して取り出しました

左が新品リビルト部品

右が壊れている今外したセルモーター

 

あれ?形と大きさがなんかちがうぞ

部品が違う??

リビルト部品に入っていた紙

(形状が異なりますが装着出来ます)

と書いてあります

 

ふむふむ大丈夫なのか

後から取り付けしずらそうだったので

配線は先に付けておきます

 

ここで問題がっ(;^_^A

 

どうやっても取り付けできません

形状が違うからでしょうか

 

インテークマニホールド下側を支えている

ブラケットを外してスペースを確保していきます

外したブラケット

スペースができたのですんなり取り付け出来ました

クランクポジションセンサーと

配線とカバーも元に戻して

エンジンがかかるか確認して作業終了です

 

池田

2021 2022年 冬季休暇のご案内

2021 2022年 冬季休暇のご案内

誠に勝手ながら、以下の期間を休業とさせていただきます。

 

有限会社三上モータース

2021年12月30日(木) から2022年1月5日㈬まで

 

J-BOY 254上福岡店 有限会社三上モータースマイカーセンター

2021年12月28日㈫ から2022年1月5日㈬ まで

 

ご迷惑をお掛けしますが、何卒ご了承下さいますようよろしくお願い申し上げます。

ホースバンド外しの工具を買ってもらいました

 

ヒーターホースとかウォーターホースで

ちょっと作業がしにくい所にある

ホースのバンドが外しずらい時って

結構あるんですけど

 

今まであった工具でもなんとかなっていたので

少し時間かかってもなんとかしていたのですが

今回 凄く外しづらい所のホースバンドが

どうにもならずに

四苦八苦していたのですが

やっぱり今後も考えて工具を

買ってもらうことにしました

 

Amazonさんでちょっと探していたら

すごく安く売っていたので購入してもらいました

角度違いの5本セットで

2700円?ぐらいだったと思います

ちゃんとしたメーカーのいい工具だと

1本5000円とか普通にしますので安いですよね

今回のこれは1本550円ぐらいです

新品なのに錆びていましたがまぁお値段もお値段なのと

用は足りるのでまぁいいかなと錆び落としと潤滑油さしておきました

(*^-^*)v

奥の方で狭いところも

これでなんなく外せるようになりました

(≧▽≦)

 

 

それともう一つ同じくホースバンド外しの工具です

さっきのよりちょっとお高いのですが…

 

外車に多かったりするのですが

国産メーカーでも裏側で止まっていて

工具が入らないところでも

回り込んでつまんでくれるワイヤー式の工具です

 

ホースバンドに工具をセットして

ギューッと縮めていきます

握って縮める方にはロックが付いていて

カチカチカチって止まるので

手を放しても大丈夫なんです

真ん中に溝があったので違う摘まみ方も試してみました

これはまえまえから欲しかったのですごく嬉しいです

使うのが楽しみな感じです

 

 

池田

エルグランド 燃料ポンプ交換

 

エルグランドをお乗りのお客様よりご依頼があり

 

この車も結構走ったので

どこかで急に壊れる前に

燃料ポンプを交換して欲しいとのこと

車に詳しいお客様の判断はさすがですね

 

確かに出先や朝出かける時などに故障とかすると

余計にお金や時間がかかって大変ですよね

 

予防整備って大切だなと改めて思いました

 

車検や点検の時などに

そろそろやっておいた方がいい整備があったら見ておいて

など言って頂けると

走行距離や年式や車種によくある故障などで

おすすめな作業があるかもしれません

予防整備に興味がある方は声かけてください

 

作業前に少し調べると燃料タンクを外さずに室内から

アプローチできることが分かったので

そこから作業していこうと思います

運転席の後ろのセカンドシートを

前にずらして下側のカーペットを外したところです

 

四角い蓋を外して

 

燃料ホースと配線カプラーを外します

 

ポンプを止めているリングを外します

 

 

 

ポンプを引き出していきます

燃料の量を測っているフロートや

ストレーナーなどあるので

知恵の輪しながら回しつつ抜いていきました

 

外れたところ

 

交換するポンプとフィルターです

右端の小さいのがポンプです

その隣 真ん中がフィルターです

 

燃料の量を測っているユニットと

フィルターとポンプをばらしていきます

 

 

 

上が新品 下が古い ポンプとフィルターです

 

交換できたので

燃料の量を測っているユニットにつけていきます

 

燃料タンクに取り付けていきます

フロートに気を付けつつ回し入れます

ポンプを止めているリングも

お掃除してからつけていきます

燃料ホースと配線カプラーをつけて蓋をしていきます

 

フロアカーペットとエアコンヒーターのダクトを戻して

マットもひいて忘れ物無いか確認します

 

最後にエンジンをかけて

燃料計の動作とロードテストをして

作業完了です

 

池田

新しい 車の診断機を買ってもらいました

 

2021年10月から車検の時に

OBD検査という項目が追加されることになりました

簡単に言うと

車のコンピューターやセンサー

自動運転や支援のカメラなどが故障していたら

車検は通りませんよっていうことです

 

なので外車も多く入ってくる三上モータースでは

SCANPADv4.0(スキャンパッド)

を導入しました(≧▽≦)

100メーカー以上の診断ソフトが入っているみたいです

 

見た目 タブレットタイプで

落としても大丈夫なケースに入ってます

 

付属のアダプターなどが入ってるケース

ランチの後継にあたるためか

ケースにはランチと書いてありました

中身 古いベンツのとか

OBD端子がないころの車へ接続できる

アダプターが入っています

 

前のランチx431と比較

大きくなって見やすくなりましたし

操作もしやすいです

 

車のOBD端子に差すBluetoothアダプターです

片手で握れるぐらいの大きさです

 

 

タブレットのケースに格納できるので

使わないときはここにしまっておけます

対応メーカー一覧

聞いたことないのとかたくさんありますね

Gスキャンでも見れなかった車も見れたりするので

頼もしいですね

 

V4.0を買ってもらったんですけど

ワンクリックアップデートしたら

V7.0になってました(*^▽^*)

数年前のSCANPAD101だと全メーカーのソフト入れちゃうと

ストレージが足りなくて入らないなんて感じだったのですが

タブレットの進化のおかげで全メーカー入れて

最新にアップデートしても

まだまだストレージに余裕があります

SDカードは付属で最初から入ってました

このSCANPADでは

24Vの車は見れないのと

エーミングに対応するなら

別にソフトと機材を買う感じになります

 

少し使ってみた感想ですが

タブレットの進化でしょうか?

レスポンスがいいのでサクサク動きます

車側の反応が遅かったりは今までと同じなので

待たされますが…

 

故障コードから直接Webで

検索出来たりしますので

とてもいい感じです

 

Wifiに繋がっているプリンターへの出力もできます

普通のandroidタブレットなので

診断結果をスクリーンショットして

メールに添付とかラインなどで送ったりできます

 

他にもいろいろな機能があるっぽいので

使っていきながら覚えていこうと思います

 

池田

BMW MINI   ハンドルを回すと音がします

 

ミニをお乗りのお客様より

『ハンドルを回すとすごい音がするんですけど』

とのことでお預かりして見てみることになりました

 

まずはハンドルを回してみました

するとゴムの擦れるようなギュッギュッって音がしています

 

ハンドルの裏側を点検 ここではなくもっと下からします

ハンドルの下の方 ステアリングシャフト辿っていきます

角度と変えるユニバーサルジョイント

ここは金属だし音はしていません

んーもっと下かなぁ

 

室内から室外へいくところに

ゴムの部品を使っているところがあるので

ここを給油してみます

まったく音の変化がありません

(;^_^A

 

室外のエンジンルームに移動して

他の人にハンドルを回してもらって

音のしているとこを探しました

 

ラックアンドピニオンとタイロッドエンドそしてタイヤ

んーどこだろ

 

ここで車をリフトで持ち上げてみます

持ち上げると音に変化がありましたが

音は出続けています

 

ここでゴムの音ですが

タイヤではないことがわかります

 

 

ハンドルを回すと動くところを上下左右から見ながら

音がするところを追いかけていきました

 

 

すると右のショックの上のゴムの部品がヒビが入って割れています

ここだぁ やっと原因がわかりました

(*^^)v

動画撮っとけば良かったですね

 

左側の正常の方はこんな感じでゴムがくっついています

 

部品も入ったのでショックを外して行きます

スタビのリンクとABSの配線ブレーキホースと

ショックの下側のボルトを外して行きます

ショックの上のナット3つ外して~

少し知恵の輪ですがわりと簡単に抜けてくれました

取れたところ

外れたショックのスプリングを縮めて

アッパーマウントを外します

今回ここが切れてしまって音が出ていていた部品です

左が新品 右が切れているアッパーマウント

スプリングと車重がかかっていない外れている状態だと

亀裂がよくわかりませんね

 

付け替え完了

 

付け替えたショックを知恵の輪しつつ組み付けて

 

最後にハンドルを回してみて

音が消えたか確認して作業終了です

 

最初音を聞いた時は

室内と室外のところのゴムに給油すれば直るかな

って感じだったのですが

ちょっと思ってなかったところの部品がダメになっていて

勉強になりました

 

池田

BMW エアコン修理

BMWをお乗りのお客様より

エアコンが効かないとのご依頼があり

お預かりして見てみることになりました

 

ディーラーで見積もりしてもらったそうで

結構高額なお値段だったみたいです

 

エンジンルームを見てみます

エンジンの上部にカバーがあるので

外して行きます

 

ディーラーさんの判断ではコンプレッサー不良とのこと

三上モータースでもヒューズなど再度点検して

やはりコンプレッサー不良なので作業していきます

 

カバーが外れたところ

オルタネーター(発電機)の下に

エアコンのコンプレッサーが少し見えてきました

 

 

 

まずはクーラーガスを回収していきます

 

 

回収している間にファンベルトを外して行きます

オートテンショナーを緩めて外します

ピンが入るところがあるので適当なピンをさして

固定しておきます

 

ガスも回収終わったので

コンプレッサーを外して行きます

 

配線を外します

どの位置でも入る感じで

引っ張るだけでとれます

 

コンプレッサーに繋がっている高圧低圧のパイプを外します

パイプが外れたらボルト3本で止まってるコンプレッサーを

外して取り外します

特に邪魔になるものもないので楽ちんでした

 

上が新品で

下が壊れているコンプレッサーです

 

メイドインジャパンなんですねぇ

新品の社外のコンプレッサーに付け替えます

同じくメイドインジャパンですね

なんか嬉しいですね

ちょっと聞いたお話ですが

お値段がディーラーさんの新品部品の

3~4分の1らしいです

これだけでも何万円も違うのでちょっとびっくりですよね

 

 

取り付け完了

 

次はリキッドタンクの交換もしていきます

エアコンの中のガスのフィルターみたいな感じの部品です

水分とか鉄粉など取り除いてくれます

エアコンシステム内部は

繊細なのでなにか作業したときや不具合があったときは

交換がおすすめです

 

右のヘッドライトの下についていたので

外して行きます

 

外れたヘッドライト

フロントバンパー外さないでいけたので

楽ちんでした

ウォッシャータンクの下に見えてきました

 

交換して行きます

左が新品 右が古いリキッドタンクです

 

交換して

 

全部確認して

真空引き後 クーラーガスチャージをして

カバーもつけて完成です

 

どれぐらい冷えるようになったかなぁ?

 

2℃って…

国産車だと10℃前後なんですが

さすがBMWって感じですね

そうゆう気温の所での使用を想定してるからでしょうか?

 

ディーラーさんより金額的にかなりお安く修理できました

 

正直な感想ですが

作業的には国産車より簡単に感じるのに(工具がそろっていれば)

金額的にはこんなに違うんだぁって感じでした

 

池田