なんかエンジンの調子が悪いんですけど とのことで見てみることに
メーターのところのエンジンチェックランプが点灯しているので
車のコンピュータにどこがおかしいの?って聞いてみます
すると エンジンの4番のシリンダーがちゃんと爆発してないよ って言ってます
エンジンルームをみてみると インテークマニホールドがあってプラグがすぐに見れません
外す前にパワーバランステストというのをやってみます
診断機を使って車のコンピュータから燃料を噴射する信号を止めて
意図的に故障した状態を作ります
エンジンの回転数の変化で何番のシリンダーが火花がうまく飛んでいないかを比べる
感じです
1番 を止めてみます
4番かおかしいので1番と4番がとまっているので回転数がかなり落ちて
エンジンが止まってしまいそうです
1番を元に戻して
2番 を止めてみます
今度は2番と4番止まってるので 1番の時と同じぐらいの回転数です
3番 も同じように止めてみます
4番 も止めてみます
止めなくても調子悪いので止まっているのと同じ感じなので
回転数も変わりません
なので車のコンピュータの言ってる通りに4番がおかしいことがわかります
4番も元気だと900~950rpmぐらいかな?
インテークマニーホールドを外してみます
上の画像がインテークマニーホールドを外したところです
インテークマニーホールドが外れたところの写真です
イグニッションコイルが4個 並んでますのでこれを外していきます
イグニッションコイルの外したところです 左から1234 番です
4番が少しおかしくなっていますね 火花がプラグに伝わらずに横から逃げてしまうと
こんな感じになります
4番のプラグだけうまく電気が伝わっていないので火花が弱くて
くすぶって黒くなってます
13万キロほど走行しているお車で
ほかの3つのコイルもプラグも同じような使用状況のはずなので
すぐダメになってしまう可能性が高いと考え お客さんと相談のうえ
コイル4つ プラグ4つ 交換させて貰いました
インテークマニーホールドを外したりしないで簡単にできるお車なら
ダメになったところを1つづつダメになった順に交換してもいいのですが
毎回工賃もかかってしまいますし 4つ同時交換がおすすめです
新品のイグニッションコイルとプラグに交換してインテークマニーホールドを取り付け
スロットルバルブも掃除してエアーダクトを取り付けて エンジンをかけてみます
すると結構回転数が高くなっているので
そのまま暖気したあとに 車のコンピュータの学習のリセットをします
これをしないと
調子が悪い時の状態をコンピュータが覚えていて
補正しようといろいろ数値を変えていたのがそのままで
回転数があがってしまします
リセットしてあげて 少し試運転をして 完成ですヾ(≧▽≦)ノ
池田